転職に対する自己分析の仕方

新卒と転職では、自己分析の仕方が違う

書店にはいろいろな自己分析の仕方に対する本が並んでいます。ですが新卒から2回転職をしてキャリアアップをした経験を持っている当方からしますと、新卒と転職では自己分析の仕方は全く異なり、それに棲み分けして整理されている本は少ないです。

ミドル層は「できること」で自己分析をすべき

新卒社員はほぼ例外なく企業に入社してから研修などを行ってトレーニングをすることが前提です。「好きなこと」の方がもちろんモチベーションが高まるし、特定の、例えば一部理系学部の専門研究をしていた人を除いて新卒がいきなり戦力となることはまずありません。好きなことを軸にして自己分析をし、それをベースに企業を選定するのは合理的です。なぜなら、好きなことと思える仕事の方が新卒入社後の下っ端仕事も根気よく継続できる可能性が高いため合理的です。

一方、ミドル層は「できること」を深堀りすべきです。理由は2つあります。

  • 求人案件を絞りやすい
  • 入社後の合流がスムーズになる

まず、求人案件を絞るにあたり、例として上部は、HPで公開されている、Googleの「プロダクト アナリスト データサイエンス」の求人抜粋です。ミドル層の求人は、ほぼ必ず求められる経験・スキルなどがあります(そこからさらに必須/推奨等で分かれている場合もあります)。自身が何を経験してきたのか、それに紐づき「できること」がアピールポイントになります。

前職の「成果」を「できること」と混同させていはいけない

「営業成績1位を取りました」「新しいSCMシステムを導入しました」等、一見してわかりやすい実績を生み出せば転職の際のアピールポイントとしてはいいでしょう。実際、私の周りでも成果をアピールしている人は多いです。ですが「成果」を「できること」として自己分析をしている人は転職活動があまりうまくいっていません。前職の「成果」は会社がリソースをかけて取り組んだ結果のアウトプットであり、必ずしも当人の貢献によるところではない場合も多いです。採用する側もそこに対する見極めはシビアです。

過去の実績をアピールして入社すると後が大変

実績にコミットしたことを「できること」として転職活動をするのは悪いことではないと思います。ただ針小棒大な自己PRをすると入社後の期待値を大きく上げてしまうことになり、後々の苦しくなることがあります。前職でアウトプットできたものはもしかしたら会社のリソースのおかげかもしれません。本当に自分の行動の成果と思えるものを「できること」としましょう。

「できること」が明快だと本人もメンバーも入社後が楽

新卒は即戦力採用として見られ、当然、入社後に何をしてもらいたいのか採用する側も期待値があります。入社後、「できること」を理解してされたうえで部署に配属されますとこのマッチングがスムーズにいきます。「できること」と反対に「できないこと」もはっきりさせておくことで受け入れる側のメンバーも楽になります。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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