選考前にブラック企業を見極める方法

今回は先日の「ブラック企業の犠牲にならないために」を配信しましたが引き続きブラック企業について分析をしました。テーマは選考を受ける前、求人の段階でブラック企業を見極める方法です。

  • 選考を受けたい企業があるけど、何を見ればいいかわからない
  • 受けたい業界が決まっていて、たくさん企業があるので効率良く選考に臨みたい

上記のような方がいらっしゃいましたら参考にご一読ください。

ブラック企業とは

まずは最初におさらいです。ブラック企業の犠牲にならないために」でも触れましたがブラック企業というのは明確な基準が存在しません。人がブラックと呼んでいることも、レベル別に図のようになっております。

私自身、転職をしブラック企業というものを経験しました。そこでは恫喝じみたことやパワハラ、マウントのために脅迫に近い行為が横行する職場で、脱線するので詳細の言及は避けますが当時は大変な想いをしました。皆さんもブラック企業につかまらないようになっていただきたいです。

さて、その経験を抽象化すると、下記のどれか一つでも分類されればブラック企業ということにいたします。

  • 暴行、脅迫など、違法行為がある
  • 労働者側に立ったマネジメントが実践されていない。ハラスメントなどもある

としました。

ブラック企業を入社前に見極めることは難しい

ブラック企業を見極めることは困難です。理由は、いくつかありますが、

  • ブラック企業であるほどそれを隠して採用しようとする
  • 時が変われば、また上司が変わればブラック企業になってしまうことがある

このように、不透明性や運要素に左右されてしまうので判断は難しいです。このような状態からブラック企業を選考前に見分けることはさらに難しいです。

ブラック企業を判別する

ただ、開き直って闇雲に入社して判断するのは無鉄砲です。なので募集要項から見る「ブラック企業の可能性が高い」と思うポイントを考察しました。

なお、これは「嘘を見破る洞察力」などといったあいまいなものではなく、定量的で誰の目から見ても評価できる項目で考えました。

先に結論を言います、3点にまとめました。

  1. 業界、あるいは企業が薄利体質
  2. 面接の回数が極端に少ない
  3. 「未経験者OK」「学歴不問」という言葉を使っている

順番に解説します。

1.  業界、あるいは業界が薄利体質

まず、業界、あるいは募集企業の利益構造を見ましょう。薄利体質とはどういうことを意味しているか考えましょう。薄利体質とは、

  • カスタマーの目からみて競合と差別化しにくい商品やサービス
  • 薄給になりやすく、昇格するほど業務負荷に対し労働対価は悪くなっていく

つまり、構造的に労働者に負担をかけることによって事業をしているということです。

就職四季報や業界マップ、転職エージェントなどから情報は仕入れられます。特に業界マップは様々な業界の収益などが記載されているのでお勧めです。

2.   面接の回数が極端に少ない

面接の回数が少ない会社も要注意です。極端な例ですと「面接1回でOK」といった類のものです。

面接というのは複数回に分けて行うべきです。なぜなら面接官は募集企業の社員が実施することが多いですが、面接官の役職などによって見ている項目が異なるからです。

表のようにそれぞれの役職などで見ている項目が異なります。だからこそ、多面的に候補者が会社にマッチするか見極められるのです。もとい、正確に言えば「見極めようとする姿勢」が重要なのです。面接の回数が少ない、ということは候補者を見極めようとする姿勢が弱い証拠です。

逆の立場になって考えてみてください。あなたが採用をする側として、面接の回数を減らして入社してもらうのは候補者のことを想っているからいるからでしょうか?これから会社で長く働いてもらううえで1回や2回で年間数百万というリソースへの投資を決断できるでしょうか?

面接を少なく設定しているのは、「候補者を真剣に見る気がない」、あるいは「会社の都合悪いところを見られたくない」という意志の表れである可能性があります。

3.  「未経験者OK」「学歴不問」という言葉を使っている

2.と近いですが、求人というのは企業にとって大切な投資の場です。

「誰が来てもいい」という文言はそれだけ候補者と向き合う意欲がない、単なる補充要因の可能性があります。

もし自分が入社した企業がブラック企業だと感じたら

最後に、もしご自分が入社された企業が万が一ブラック企業だった場合、まず以下を見極めてください。

  • あなたの上司、同僚がブラック・・・退職を踏みとどまってください
  • 会社全体がブラック・・・迷わずに逃げてください

ポイントは「隣の部署はどうか」です。

もしあなたの上司、同僚だけがブラックでしたら、せっかく苦労して採用された企業でわざわざあなたが辞める必要はありません。上司の上司、あるいは人事等然るべきところに相談をし、異動をさせてもらいましょう。

もし隣の部署も幹部も、組織的にブラックな性質をもっていたらすぐに辞めましょう。あなたの心身が消耗しきってしまう前に、「逃げる」というのも勇気ある選択肢です。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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