ブラック上司からはすぐに逃げましょう

過去、Business研究所ではブラック企業という会社軸で情報配信をしてきました。今回は「人」、特に上司にフォーカスします。

  • ブラック上司とは?
  • 当てはまっていたら「逃げる」事を検討するべきブラック上司の5項目

このあたりに関し興味がありましたらご一読ください。

職場の悩み一位は「上司・経営者との関係」

リクナビNEXTによる、「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」の記事です、転職理由の本音は下記のとおりです。

引用 : リクナビNext「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」より抜粋

ポイントとなるのは転職をしたい「本音」のランキングだということです。これによりますと転職したい理由の1位は「上司・経営者」についてです。やはり本音の部分は上下の関係性は最も労働者を苦しめることが読み取れます。

ブラック上司とは

拙著「ブラック企業の犠牲にならないために」にてお伝えしましたが、「ブラック企業」というものは明確な定義づけは存在しません。ブラック上司についても同様です。勝手ながら私は一言でブラック上司を下記のように定義して考えたいと思います。

  • 不必要なレベルで部下を追い込む(人格攻撃なども含む)
  • 反対に部下の仕事に対し責任を持たない

見落としがちなのですが、「責任を持たない」というのも厄介です。「放置」「無視」「無責任」などが当てはまります。労働者は上司という「監督」の采配の元で打席に立ちます。監督が無視すると彼らはバッターボックスに立つことができません。次第に活躍の場を失い、行き着くところは退職勧奨です。

ブラック上司にありがちな5項目

私はこれまで色々な方の仕事の悩みに対して相談に乗ってきました。そこから考える、「ブラック上司の疑いがある」人の行動は下記のとおりです。

  • 人の好き嫌いが激しい
  • 論破してこようとする
  • 「自分が正しい」と疑わない
  • 「ふーん」が多い
  • 安請け合いが多い

一つずつ見ていきましょう。

人の好き嫌いが激しい

これはブラック上司の典型例です。仕事のパフォーマンスにおける評価以上の部下へのマウンティングがあります。性別、コミュニケーションの方法、年齢・・・およそ仕事のパフォーマンス以上のレベルで部下と優劣をつけてヒエラルキーを作ります。

前提としてですが、本来仕事の「できる」「できない」は給与の査定で十分に評価されているべきです。上司はそれ以上の個人的評価を追い打ちでするのは不適切です。ブラック上司はその「好き」「嫌い」のレベルで相手を見て序列を作りたがります。

論破しようとしてくる

これも部下を追い込むタイプの上司にありがちです。スキルにしても社歴にしても「わからない」から上司がマネジメントとして存在する意義があるのです。部下がイチからすべて仕事を理解し、実行できていたら上司は必要ありません。

自分が正しいと疑わない

過去に成功した人ほど、そしてそれが評価された経験を持つ人ほど自分自身の正当性を主張します。そこまではいいのですがブラック上司はそれに対して、自分と同じように強制します。

それが現代のやり方にそぐわないときや、成功体験がたまたまでロジックが弱いことを伝えると「いいからやれ!」「何でそんなこともわからないんだ!」と恫喝するのもこのタイプの特徴です。

「ふーん」が多い

ブラック上司は部下の提言や言い分を決して認めません。「そうですね」という相槌や「君の言い分もわかるよ」という、部下サイドの主張を認めることができません。「ふーん」とは部下の主張が理解しつつも決して認めない、マウンティングの現われです。

安請け合いが多い

放置する上司に多いのがこのタイプです。上にいい格好をみせて安請け合いします。サラリーマンであれば組織行動をするのは当然ですが、ブラック上司はその上司や部下と適切なコミュニケーションをしないまま仕事を受けてしまいます。

本来、上司はマネジメントが主業務のはずです。「仕事の目的」「仕事によって得られる効果」「期限」「部下のリソース」を適切に把握しながら仕事を割り振らなくてはなりません。ブラック上司は安請け合いをし、あとはほったらかしです。進捗確認も当然しません。

このような上司に限ってアウトプットが悪いと部下のせいにする傾向があります。

ブラック上司とその会社の行方

私自身、ブラック上司の恫喝的な姿勢に随分と悩まされてきました。タスクを割り振るところまではいいのですが、メールによる確認は基本的にすべて無視、いてもたってもいられず直接デスクに確認しに行くと机をたたきながら「俺は前にも言ったぞ!」「だから何なんだ!」「なら辞めちまえ!」といった言葉を毎日聞かされていました。

難しかったのは、上司の姿勢を会社が問題視はしていたものの、セールスとして評価はしていたことです。私が退職した後、昇進したという話を元同僚から聞きました。

しかし、数年たち、また元同僚から話を聞くと、恫喝を繰り返し過ぎたせいで部下が精神を病んでしまい、出社できなくなってしまったそうです。そのことが原因で今は会社全体が厳しい立場に立たされているそうです。私たちは絶対に真似はしてはならないでしょう。

自分自身を守ろう

安易に逃げることを良しとは思いません。採用をされて入社したからには必ずその人に対して期待する「何か」があるからです。そこに対してコミットをしようという姿勢がないうちに投げ出してしまうと、例えその時は逃げられたとしても、転職先でまた同じ状況になった際に逃げ癖がついてしまいます。

ですが、人も企業も簡単には変わりません。逃げずに立ち向かって解決できることばかりではありません。自分の身を守る対処法として、下記のことをぜひ実践して自分自身を守ってください。

  • 自分の中で許容範囲を決めておく。文章にしておくと客観的に評価しやすい
  • 周りを見渡し、自分の上司だけがおかしいと感じたら異動をさせてもらう。もしくは離れる。
  • 周りも苦しんでいるようであれば転職活動をスタートさせる

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

ブラック上司からはすぐに逃げましょう」に2件のコメントがあります

    1. コメントありがとうございます。

      ブラック企業よりブラック上司の方が毒性強いと思います。

      ブログ拝見していますが大変ですね…
      妻の心労が伝わってきます。

      いいね

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