転職サービス市場が二桁成長中~若手のデジタル人材のニーズが拡大する一方、注意すべき点~

今回、President onlineが配信した、「絶賛大儲け中の転職エージェントの落とし穴」に関し解説していきます。

  • 転職を検討されている方
  • 今後の転職サービス市場展望
  • 活況だからこそ必要な転職の注意点

このあたりに関し、ご興味がある方はご一読ください。

記事概略

President onlineの概要を下記に記載します。

  • 転職市場はアップトレンドで2018年は4,619憶円、2021年には6,000憶円を超える見通し
  • 特にAI人材をはじめITスキルが高い人材に対する需要が高い
  • 東京オリンピックの終了が転職市場に対する懸念要素でもある
引用 : President Online「絶賛大儲け中の転職エージェントの落とし穴」より

東京オリンピックの終了で転職市場は後退?

一点、記事中に「東京オリンピックにより景気後退がないことが前提」といいます。キャリアアドバイスをしている私としては東京オリンピック後に転職市場が減退するという意見には懐疑的です。根拠は3点あります。

  • 「黒字リストラ」とあるように大企業でもリソースの再分配が行われている
  • 少子高齢化、人口減少に伴い、日本では若手を中心に慢性的な人手不足
  • 企業ではデジタルトランスレーション人材に対する採用意欲が高い

なので生産性の高い「若手」「デジタル人材」に対する採用意欲は続いていくものとみられます。仮に一時オリンピックによる「雰囲気の落ち込み」があったとしても転職市場は人や業界の構造に起因するところが大きいとみていますのでアップトレンドは続くとみています。

スコープは経験を積んだ20-30代のデジタル人材

昨今ではソニーが新卒入社の際、AI人材に対し年収730万円でオファー、というニュースが話題になりました。

ソニーが「新卒に年収730万円」、最大のカベは中高年社員の嫉妬!?

引用 : IT media ビジネスオンラインより抜粋

これがまさしく直近の転職市場を象徴していると私は考えています。つまり、デジタルリテラシーの高い人材の囲い込みを各社で行っている、ということです。たとえオリンピックが終わろうとも彼らに対する人材としてのニーズは尽きないでしょう。

中堅以上の社員の転職における注意点

さて、Business研究所では20-30代のビジネスマンをターゲットにしていますが、要注意として45歳以上の中堅社員の転職に関して触れます。

いまは「黒字リストラ」が進み、大手企業で45歳以上の早期退職がトレンドになりつつあります。この時、中堅社員の皆様は注意が必要です。

社内評価が高い人は要注意

今、ここに4つのマトリックスがあります。軸は「社内評価」×「社外評価」です。

①は社内も社外でも評価の高い方です。①の皆様は懸念は特にありません、思ったようにキャリアを構築していくといいでしょう。

②に関しては、転職エージェントは最も渇望している人材です。能力が高いにも関わらず社風・ポジションなどでご自身の能力を発揮できていない方、皆様の会社にも少なくとも一人はいらっしゃらないでしょうか。これは転職エージェントにとっては「掘り出し物件」です。まずご自身の能力を転職エージェントに査定してもらい、積極的にチャレンジしていただきたいと思います。

③に関しましては、残念な言い方ですが社内でも転職市場でもスコープ外です。そして、おそらくですがご本人もご自身を理解されていると思いますので転職をしようと思わないでしょう。ある意味ではミスマッチは起こりにくい層です。こういった方々は何を言われようとも社に残ることをお勧めします。

そして、問題なのは④です。社内評価は高いにも関わらず社外評価が低い層です。例を一つ申し上げますと、会社のおかげで成功されている方々です。こういった方は社内評価は高い一方で一歩社外に出てしまうと実は何かをできるわけでもなく、一念発起して転職をしても転職先でフィットすることができないことが多いです。結果として「前職の方が良かった」となってしまいかねません。

落とし穴に陥ってしまわないために

④の方々が転職し失敗してしまわないためにどうすればいいでしょうか。結論といたしましては、「転職エージェントにまず相談する」ということをお勧めします。それまで積み上げてきたキャリアを伝え、素直に彼らの意見を参考にすれば客観的にご自身の社外評価がどれほどのものか伝えてくれます。

とはいえ、転職エージェントは転職を成功させることがゴールでもあるので、時には皆様と企業との間に多少のミスマッチがあっても転職を進められてしまうかもしれません。もし心配であれば私たちのようなキャリアアドバイザーに相談いただければと存じます。

今は10年前と比べても転職に対する意向が高まっているのは間違いありません、その時に慌てて転職をして失敗してしまうことのないように、転職エージェントやキャリアアドバイザーにご相談いただければと思います。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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