仕事で上司から冷遇されている方へ~感情的にならず、前を向いてやることをやりましょう~

Business研究所では主に転職と仕事に関し、データによる情報配信をしています。ですが今回はデータ分析ではありません。今回は私自身の経験をもとに、仕事でつらい立場にいらっしゃる方に少しでも前向きになっていただくお話を伝えられたら、と思いました。

  • 職場で冷遇され、毎日つらいと感じている方
  • 希望を持って働きたい方
  • もし冷遇されていたらどのように対処すればいいか教えてほしい方

上記に関しご興味がある方はぜひご一読ください。

新卒で入社した日系企業を退職し米系マーケティング会社へ転職

過去に何回か触れましたが、私は初めての転職で米系マーケティング会社にいきました。そこで苦い思いをたくさん味わってきました。

転職して1年間は特に厳しい状況でした。それまで10年間在籍した化粧品メーカーでは日系ならではのマイルドな社風でした。いい意味でも悪い意味でもいわゆる旧態依然とししており、一生懸命仕事をしてさえいれば例え成績が悪くとも冷遇されることはありませんでした。

ですが、転職をして外資系のマーケティング会社では、強烈な経営陣からのプレッシャーがありました。中途として入社したので、1年目から即戦力としてすぐに会社に貢献しなくてはなりません、上司であるディレクターのプレッシャーは相当なものでした。そんな中、私は1年間、その期待に応えることが全くできませんでした。

信頼を失い、負のスパイラルに

毎月コミットメントをしなくてはならず、10年間の社会人経験があるとは言えなれない会社に入社し、1年目から業績貢献をしなくてはならないのはなかなか難しいことでした。最初のうちはチャンスをもらえるのですがことごとく凡退します。さらに、私の容量の悪い性格が災いし、ディレクターに甘えて教えを請えばいいのに、うまくそれができず、自分の力でどうにかしようとし続けてしまいました。そうこうしていくうちにチャンスをもらうことができず、徐々にチャンスの打席に立てることが少なくなっていきました。そうすることでさらに社内の評価は下がる、という負のスパイラル状態でした。そして1年目の最後、4回目にアサインされた上司はパワハラで社内では有名な方でした。

上司のパワハラ、そしてVPからの退職勧奨

4人目の上司はチームメンバーを呼び出し、全員の前で机をたたいて怒鳴る、無視し、「会社を辞めろ!」など、特に私に対する接し方は激しいものでした。特につらかったのはセールスのトレーニングと称し、私のクライアントへ送付したメールが全くセールスとしてよろしくない、とメンバーの前で一言一句すべてをダメ出しされたことです。あの時は本当に生きた心地がしなかったです。

そんな中1年が経過しようとしていたところ、VP(Vice President)から呼び出されました。そこで私に対する社の悪い評判やパフォーマンスを指摘し、このままでは私を採用をし続けるのは厳しい、つまりこのままいけばクビになるだろう、という「退職勧奨」を言い渡されました。入社1年から退職勧奨を受けたことは正直困惑をしたものの、それ以上に焦りが募りました。

2年目、上司と新規クライアント開拓へ

退職勧奨はショックでしたが、逆に退路を断って頑張る覚悟を持てました。そして2年目になり、初月に私は5度目のディレクター変更となりました。周りと比較しても異例の変わるスピードの速さだと思います。そこで命じられたのは「自分でアカウントを開拓すること」、つまり新規セールスでした。それまでの4人の上司と明らかに異なっていたのは下記2点でした。

  • 力によるマウンティングではなく、承認し褒めることで自発性を促してくれたこと
  • セールススキルについて未熟な部分は商談に同行し目の前でやり方を見せてくれたこと

実際のところ、それまで4人のディレクターはほとんど何かを教えてもらえませんでしたので自分で何とか資料や市販の本を読むなど一人でもがいていました。その上司はマネジメントによって動きやすい環境を整えてくれ、また要所では自身もクライアント先に出向いて行って目の前で商談を見せてくれました。それを真似することでリアルなクライアントワークのHow toを学ぶことができました。

3か月ほどで徐々に成果が出始め、自信もついていきました。それが好循環を生み、更にプレゼンなどでクライアント高評価をいただくことができました。2年目、年末になることには担当クライアントは見込み客数などを含めると社でもトップクラスの規模間となっていました。

苦境に立たされている方へ

日本では慣習として終身雇用が今でも根付く美徳としている部分があります。外資系企業といえどもすぐに辞めてしまうのはキャリアに傷がつくと考えるのは事実としてあります。その慣習が苦境に立たされている方をさらに苦しめてしまっている部分があると思います。ですがパワハラを受けたり、ろくに仕事を教えてもらえなかったりする中ではろくな仕事ができるはずないのです。私のようにたまたま素晴らしい上司に巡り合えたことで徐々に成果が出て自信を身につけることができた例はたくさんあります。もしパワハラ等苦境に立たされていることがありましたら次の3点を意識してください。

  1. 過度に責任を感じすぎない。中途採用であれば即戦力として期待されているとはいえすぐに成果が出る人はほとんどいないと理解する。
  2. もし上司がパワハラが酷かったり、育成に関して無関心な人だと感じればチーム異動を願い出てみる。ブラック企業の中にも1人くらいは理解ある上司がいると信じる。
  3. もしいい上司に巡り合うことができればその時は退路を断つつもりで業務に100%コミットするよう努力する。

私のいたマーケティング会社は会社全体がパワハラ体質を持っていました(1年で新入社員の3割は退職する)が、そんな会社にも話を理解してくれる上司はいました。その方に出会えるまで社内異動などをうまく活用して自ら動いてください。希望を持ち、ただ耐えるだけではなく前向きに現状を変えることができるアクションをとっていただければと思います。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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