転職を検討している人へ~ジョブホッパーに注意!~

Business研究所では転職とビジネスについて情報配信をしています。今回は転職軸です、テーマはジョブホッパーに関する配信です。

  • ジョブホッパーとは?
  • 3日坊主OK VS ジョブホッパー
  • キャリアアドバイザーの筆者が会った、ジョブホッパーの行く末

このあたりに関し興味がある方はご一読ください。

ジョブホッパーとは

ジョブホッパーとは「Job(仕事)」を「hopper(跳ねる)」という意味で、短い期間で転職を繰り返す、職を転々とする人のことを指します。明確な定義はありませんが、おおよそ3年間で3回以上職を変えていたらジョブホッパーのイメージです。

尚、ジョブホッパーとは採用業界の間では「職を何回も変えられる、いわゆるできる人」というポジティブなイメージで使われることはありません。「職が安定しない人」というネガティブに使われることが多いです。

3日坊主OK VS ジョブホッパー

さて、転職業界において、ジョブホッパーと3日坊主は同義です。ところで、元Zozotownの田端信太郎さんがYouTubeで言っている、”3日坊主OK!”という考え方はこのご時世でフィットしているように思えます。これは転職において、後戻りができることであれば挑戦し、向いているものを探す生き方でいいのでは、という考え方を伝えています。

※動画では、田端さんは3日ではなく3年という言葉を用いていますが、期間は違いますが意味合いは同じです。

引用 : 会社は、「3年未満でも、辞めてよい!〜「石の上にも3年」は信じるな!「馬鹿な上司の下に3年」になるぞ!

3日坊主OK!が何度も続くのは考えもの

さて、ここからが本題です。私自身も田端さんの意見に対してまず賛成です。かく言う私自身も米系マーケティング会社の頃、ブラック上司に散々攻撃され、具合が悪くなる一歩手前まで追い込まれました。

ちなみに、元同僚から最近聞いた話ではその上司は自分の部下に対してパワハラを繰り返した結果、部下をうつ病にしてしまったそうです。私はたまたま営業成績で成果を出せたので、それから退職するという、「節目」を迎えるまで耐えて努力をし続けました。ただそんな上司の下で我慢し続けて体調を崩してしまうことを美徳ではないと思っています。月並みですが、「自分を守れるのは自分」です、例え3日坊主でも投げてしまった方がいいことは理解できます。

ただ、何回も、しかも何歳になっても職を転々とすることについては異論があります。1回や2回、不運な会社に巡り合ってしまって職を変えることはいいかもしれません。ですがジョブホッパーはお勧めしません。理由は転職活動において採用担当に下記のような懸念を持たれてしまうからです。

  • 我慢弱いと思われる
  • 学習能力がなさそうに見える
  • 「青臭い」印象を持たれる

一つずつ解説していきます。

我慢弱いと思われる

これはキャリアアドバイザーの中でもポピュラーな意見です。何回も職を転々とするということは、採用担当に「少し嫌なことがあるとすぐに辞めてしまうのではないか」「うちの会社に入ったとしてもすぐに辞めてしまうのではないか」という印象を持たれやすいです。

よほど転職を繰り返してきた合理的、かつ前向きな理由がない限り、メンタルの弱さは経歴から滲み出て見えてしまいます。

学習能力がなさそうに見える

職を何度も変えるということは、辞めるたびに学ばず、同じような失敗をしているのではないかと採用担当者の目に映ります。何らかの理由から転職を決意し、その経験を活かして次は失敗しないようにすれば何度も職を転々としないはずです。

似たような業種、業界を転々としている人であるほど「うちの会社だからこそフィット出来る、という理由が見当たらない」という印象を持たれてしまいます。

「青臭く」見える

諺に「隣の芝生は青い」というものがあります。自分の外の世界に対しあこがれ、自分の環境の悪さばかりを見ている人を指します。30歳を超えたジョブホッパーはこの傾向が強いです。「この環境よりももっといい環境があるのではないか」「この会社では自分の良さを引き出すことができない」という考えです。採用担当者はある程度年齢を重ねても「まだ見ぬ理想郷」を探している候補者を「青臭い」と思うでしょう。結果、採用をすることに対して躊躇してしまいます。

3日坊主Ok!でも続くと採用担当も困ることが・・・

ジョブホッパーのその後

キャリアのアドバイスをさせていただいている者としてのいち意見ですが、30歳を超えてしまうとジョブホッパーはあまりいい印象がありません。実際に30歳過ぎで5,6社を転々としている人の転職支援のその後の話を聞きますが、いまだに「仕事がつまらない」「転職を繰り返すほど年収が下がった」「本当に自分がこのままでいいのかわからない」などの悩みを堂々巡りで嘆いています。

つまり、ジョブホッパーは皆等しい共通点として何度転職しても満足せず、ないものを追ってしまう事が挙げられます。

「絶対に許容できないこと」以外は許容するつもりで

会社の寿命が縮み、サラリーマンの勤労年数が増えているこのご時世において、私は基本的に転職は積極的にすることをお勧めします。ただ、短い勤労期間で転職を検討されている方がいらっしゃいましたら、下記をぜひ実践していただくことをお勧めします。

  • 紙に、「絶対に許容できないこと」を書く
  • 反対に「それ以外の嫌な事」がもし転職先で起こったとしてもすぐには辞めない(異動などで対応する)

いかがでしょうか。ジョブホッパーは転職者にも会社にもLose-Loseです。積極的な転職はキャリアステップを歩んでいく上で賛成です。ですが一方で転職を繰り返してばかりいると自分の首を絞めてしまいます。田端さんも動画で「目安として26歳までは転職を繰り返してもOK」と言っていますが、逆説で言えば若い間のほんの少しの期間だけ許される、と言うことだと思います。

26歳から先は少しだけ根を下ろすつもりで、少なくとも数年間は会社にコミッすることをお勧めします。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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