読書の知識が定着しない人へ~読書の方法~

転職とビジネスについて情報配信をしているBusiness研究所ですが、今回は読書が続かない人に向けた、読書の仕方についての情報を配信します。

  • 「読書の方法」を勉強したい
  • 読書による知識定着の大前提
  • 実践する2つ+αのhow to

この辺りに関し興味がある方がいらっしゃいましたらご一読ください。

最初に

今回は私の経験談を元に含まれております。読書の方法、とは言っても絶対的な正解だとは思っていません、むしろ今回の情報配信を元にご意見をいただいてブラッシュアップしたいと思っています。ぜひコメント欄からご意見をいただければと思います。

米系マーケティング会社の経験

日系の化粧品メーカーで10年間在籍した後、米系マーケティング会社に転職しました。そこで経験にそれまでの日経企業と外資系企業との文化の違いでした。それは「洗礼」ともいえるような厳しい環境でした。例えば、入社して初日にメンターから「ここで何かを教えてもらえる、という考えは捨てたほうが良いですよ」と言われました。そして本当に誰も何も教えてくれませんでした。「何がわからないかわからない」という状態です。

あるいは、あるマネージャーに至ってはとにかく恫喝と無視を繰り返し、ろくに会話もままならないほでした。私自身初めての転職で、至らない点が多かったのですが、それと併せて「自力での突破力」がどうしても必要な環境でした。そんな形で何かに助けを求めるようにビジネス書を読み、必死に勉強しました。あまり仕事が早く終わらない環境だったのですがそれでも年間100冊近く読書をしたような気がします。

読書の重要な大前提

本にビジネスの答えを求め(実際にはない場合が多いのですが)、およそ50冊を読んでいくと、「印象に残る本」と「印象に残らない本」とに徐々に分かれていきました。僭越ながら、私は読書におけるhow toの前に、大切な前提があることに気が付きました。それは・・

目的をもって読書する

ということです。

要するに「読書をすることで解決したい問題点」がクリアになっているかどうかでその後の理解度が全く変わってきます。「なんだそんなことか」と思う方もいるのではないでしょうか。ただ、実際には一定数の本を読むと読書そのものが目的になってしまったりする場合も多いです。

読書による問題解決の一例として、

  • 提案書を作成するにあたり、アウトラインを作ることができない
  • 毎日タスクに追われているが、頭の中が常にモヤモヤしており整理できない
  • 〇〇業界のトップリーダーの収益構造知りたい

など、様々な理由で本を読まなくてはならない動機を明確にしておくことが重要です。

反対に、「著者が有名だから」「タイトルが面白そうだから」などの理由だと当然定着しません。読書をする理由が明確になっており、できれば読書をしたらすぐにその方法や知識を実践して披露する、くらいのアクションにすることが望ましいです。また、例えば歴史や経済の本などのように、知識のインプットがメインで本を読んでいても、その本を選ぶ理由がどこかにあるはずです(商談で経済の話になり、ついていけなかった、等)。そういった背景を踏まえ、得た知識を次の日に誰かに話すなどをすることで知識が定着していきます。

読書は目的をはっきりさせることが大事。読書を目的にしては×

ナレッジを定着させるテクニック

大前提である、読書をする目的を抑えることができれば、ナレッジが定着するテクニックは非常にシンプルです。それは「流し読みで一気に読む」、そして「翌日、読書の内容を元にアウトプットする」です。

まず、一気に読む、ということについてです。ビジネスマンの方は私も含め読書は電車の中等ですき間時間を活用してされていることが多いかと思います。そうすると何日もかけて一冊を読むペースになり、内容を覚えておくことができません。前回読んでいた内容をまた読み直して読み進める、という非効率、かつ定着しにくい読書方法です。すき間時間を活用するのはいいですが、できれば30min以上のまとまった時間を使って一気に本を読み進めていきましょう

また、たくさんの読書をされた方は気づくかもしれませんが、大方一冊の本に対し伝えたい著者のメッセージはそんなに多くありません。せいぜい3つか4つです。逆に言えば、それ以外の細部に至っては似たことを言い換えていたり、解説しているだけだったりします。そういったところはどんどん流し読みして飛ばしていきましょう。テストではないので、1ページ目から網羅的に読み進めていく必要などありません。

そして、得た知識は翌日すぐにアウトプットしましょう。目的意識をもって読書をしていればさほど苦しくはないはずです。先述のように歴史の本など知識深耕を目的とするのであれば、だれかに覚えた内容を話してみましょう。アウトプットすることで内容は定着します。

同じテーマの違う本も効果あり

最後に、同じテーマの違う本を読むこともおすすめです。例えば、よく「1年で貯金が100万円できる本」などの本がたくさん書店に並んでいます。もし100万円貯金することが目的であれば、似たようなことをタイトルにしている本を2,3冊読んでみることをもおすすめです。同じようなことでもそれぞれの本で別の言い方をしていることなども多く、それが知識をより深く定着させることがあるのでお勧めです。

かく言う筆者も、先述のマーケティング会社で提案資料のアウトラインが最初描くことができなくて苦労していましたが、何冊も「提案資料作りの本」を読んでいくうちに読んできた本のエッセンスが頭の中でつながり、1年がたつ頃には一人で日用品メーカーの経営総へ提案資料を作成してプレゼンをさせてもらえるようになりました。気になった本は同じようなテーマでもどんどん読み進めてください、きっと深い知識の定着に結び付くと思います。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

読書の知識が定着しない人へ~読書の方法~」に3件のコメントがあります

  1. アウトプットまでが読書においてセットなのですね。確かにアウトプットしないと何をどう読んで理解したかが言語化されず頭の中に定着しませんよね。かくいう私もアウトプットは苦手ですが、メモ帳に一文簡単ですが感想を残すようにしています。

    いいね: 2人

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