日経平均株価-1,000円以上の下落~「煽り記事」に注意!~

転職とビジネスに関する情報配信をしているBusiness研究所ですが、今回はビジネス寄りで、本日のニュース「日経平均が-1,000円以上下落」というニュースに対して情報配信をしたいと思います。

  • ニュース概要
  • 発端は日本ではない
  • 「煽り記事」に注意

この辺りに関し、興味がある方はご一読ください。

ニュース概要

まず、ニュース概要です。記事ソースは讀賣新聞です。(以下、記事抜粋)

世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が明らかになり、世界景気の先行きに警戒感が強まった。(中略)アジアの主要市場で株価指数が軒並み下落し、ダウ平均株価(30種)も前週末終値比で1000ドル超安と大幅に値下がり(中略)。

というのが概要です。

引用 : 讀賣新聞「日経平均、一時1000円超下落…世界景気先行きに警戒感」

ポイントは株安の震源地

さて、このニュースのポイントとなるのは世界で株安が起こったということです。

2012年ごろから日経平均株価を中心に国内の株価は上昇傾向にあります。これは読者の皆様の大方の見方としては、「アベノミクス」による異次元の金融緩和によるものと思うでしょう。ただ、実際のところは日本の景気動向は国内の色々な取組以上に、世界、特にアメリカの株価動向に強く影響を受けています。

引用 : 日経平均株価(10年トレンド)
引用 : NYダウ(10年トレンド)

お伝えしたいのはアベノミクスの批判ではありません。お伝えしたいのは、シンプルに日本の株価はNYダウの少し後を追いかけるように上下するということです。

例えばですが、日産のゴーン社長が逮捕される、というニュースが流れました。販売台数において世界2位のルノーグループの中核を担っている会長の逮捕がされたにも関わらず、結局のところは日経平均株価は大きな影響はありませんでした(日産株は下がりましたが)。ソフトバンクグループがWe work問題やOYOの問題等で株価が下落しても日本全体の株価は下がりませんでした。色々な要素が絡んでいることは重々承知していますが、あえてその理由を一つ挙げるとすればアメリカ株の調子がいいからです。

米中貿易摩擦で日本の株価は右往左往する

上記の根拠としてダメ押しをしたのが、米中貿易摩擦です。アメリカが中国に対し関税を仕掛けると宣言した途端、日経平均株価はNYダウと一緒に下落しました。また、2019年末に米中間で貿易摩擦に対する合意がなされた報道がされるとすぐに日経平均株価がNYダウと一緒にスパイクしました。厳密にいえば日本も無関係ではないのですが、それでもアメリカと中国のトラブルで日本の株価は大きく影響を受けてしまうのです。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-14/Q2HB3V6JTSE801

引用 : ブルームバーグ「米中が第1段階の貿易合意の詳細で妥結-摩擦激化の懸念和らぐ」

このように、日本の経済はアメリカの経済と密接に関係しています。

「煽り記事」に注意

ネットでは今回のニュースを受け、いろいろな煽り記事が目立っています。

  • コロナウィルスが引き金になっている
  • 日本の消費税増税がダメ押しをしている
  • これまでアベノミクスで日経平均が上がりすぎたから衰退期に入る
  • オリンピックが終わると同時に日本は2020年で終わる 等

お伝えしたいのは「事実」と「憶測」のすみ分けの大切さです。確かに、NYダウが下がったのはコロナウィルスでしょう。それに対する不安から株価が後退したとみるのは私も讀賣新聞と同意見です。ただ、コロナウィルスの騒動さえ収束すれば、私は株価の回復も堅実にあり得ると考えています。ましてやこの株安をきっかけに日本の経済が終わりに向かっていく、と「憶測」を働かせるのは論理が飛躍しすぎです。ネットニュースによっては日本の現状と結び付けて、「これから国内で恐慌が起こる!」などと言っている人もいますが私はその意見には懐疑的です(可能性はゼロではありませんが)。

なお、今後の話ですが、これからの日本の経済にとって転機となりそうなのは大統領選挙です。トランプ大統領がどれだけいまのアメリカの好景気の土台を作っているかは議論がありますが、トランプ大統領が再選されるかされないかでNYダウ、ひいては日本の株価に影響する可能性は高いです。例えばトランプ大統領はアメリカ国内の規制緩和に対し非常に積極的で、「1つ規制を導入したら2つ規制を廃止しなさい」という大統領令を出したことは有名です。それによって地銀への規制緩和や金融規制を撤廃し、法律の側面からアメリカ経済の成長をバックアップしています。彼が大統領選挙で再選するかは大きなポイントとなりそうです。

ネットニュースの「煽り」記事に不安になりすぎるのは注意

必要以上にネガティブにならず、冷静な情報収集が大切

私自身の情報ももちろんすべて正しいと思っていません。ただ、私のは単なる「予想」や、ましては「願望」ではありません。直近10年での統計に近い根拠があります。読者の皆様ももし投資をされていたりしていたら自身で情報を取捨選択されると良いと思います。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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