中途採用業界のゲームチェンジャー~Open Work~

転職とビジネスについて情報配信をしているBusiness研究所ですが、今回はどちらにも関わる情報配信をします。今回は黒田真行さん・佐藤 雄佑さん著書の「採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ」を参考に、中途採用の業界におけるゲームチェンジャー「Open Work」についてご紹介をしたいと思います。

  • 中途採用業界変遷
  • 中途採用業界の弱点
  • 中途採用業界の弱点をついたOpen Work
  • Open Workを求職者が使うことのメリット

この辺りについて関心がある方はぜひご一読ください。

中途採用業界の変遷

中途採用の業界はおよそ150年前、明治時代に今の毎日新聞に乳母を募集したことが始まりだそうです。その当時は三行記事という、求人誌という、きちんとした形ではなく、情報掲示板のようなかたちで募集がされた、とのことです。それからいくつもの変遷をたどって今日では、大きく分けて中途採用業界は2つのマネタイズモデルを作って今日に至ります。(※明治⇒現代までの歴史変遷は著書に細かく記載されていますが、Business研究所では割愛させていただきます)

求人広告型と人材紹介型

著書によれば、マネタイズモデルは求人広告型と人材紹介型の2つに大別されます。

求人広告型・・・広告枠を購入し、そこに対して求人広告を掲載。費用は求人企業から請け負い、求職者は求人情報を閲覧して採用応募をする。広告枠購入なので採用の可否に関係なく前払い式。よりよい反応を得たいのであればいい露出枠を追加料金を支払うことで購入する等、オプションをつける。

人材紹介型・・・ヘッドハンティングなどに代表されるように、求職者を採用し入社させることで求職者の年収に係数をかけた金額を報酬として請け負う。成果報酬型ともいう。

昨今ではどちらかというと人材紹介型の方が中途採用においては主流となっています。リクナビネクスト/エン転職/パーソルなど、中途採用業界でも大きなプラットフォームを持っている企業は比較的人材紹介型で、求人広告型は中堅企業を対象に、アルバイト情報誌等正社員以外の求人は求人広告型が多い傾向があります。

中途採用業界の欠点

中途採用の業界は日本の風土的に比較的守られてきた業界です。というのも、数年前まで終身雇用を前提とした新卒一括採用の慣習が色濃く根付いており、中途採用に大きなニーズがありませんでした。また競合としのぎを削りあうというよりも、価格を維持しながらニッチ産業に近く、変化してきませんでした。さらに、提供されるサービスは企業間ではあまり変わり映えはせず、「プラットフォームの大きさ≒取扱い求人数の数」くらいが各社の差別化ポイントでした。

そこで登場したのがOpen Workです。

旧来型の中途採用のモデルは企業の費用感で負担が大きく、差別化ポイントも少なかった

Open Workがゲームチェンジャーとなる2つのポイント

Open Workは2007年に旧Vokersとして誕生しました。その特徴は実際に働いていた会社の生の人の口コミが掲載されていることです。転職を経験した人であればOpen Workの口コミを参考にされたことがあるのではないでしょうか。Open Workが既存の中途採用ビジネスに対し、壊した(≒ゲームチェンジした)ものが2点あります。

  1. 価格を圧倒的に下げた
  2. 口コミ評価が高い企業を採用広告を出す際に優遇した

一つずつ解説していきます。

1.価格を圧倒的に下げた

中途採用の業界は比較的大手企業によって守られてきた業界だと先述しました。求人広告型でも人材紹介型でもどちらも一人の求職者を採用するのに最低でも150万円はかかるそうです。競合同士でも価格勝負をするというよりもセールスを企業担当側と求職者担当側に分ける等、きめ細かいサービスを提供することで差別化を図り、高い価格を維持してきました。

Open Workは、求職者に対して企業が直接オファーを出すことができます。採用企業は自身で意向にあったスキルセットを持つ求職者にオファーを出し、採用をする、という流れです。特に営業コストなどはかからないので採用単価も安く、約80万円で採用をすることができます。

引用 : 「採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ」より一部抜粋

2.口コミ評価が高い企業を採用広告を出す際に優遇した

求職者にとって、旧来の中途採用モデルで最も困ることは、「求人情報が企業のリアルかけ離れていることがある」ということです。求人広告に書いてあったことと実際には違う点が多かった、あるいは転職エージェントが紹介してきた内容と実際に入社したら違う点が多かった、などはよくあるトラブルでした。

Open Workは口コミとして実際にその企業で働いていた方の満足度を書き込んでもらいます。さらにそれだけではなく、口コミ評価が高い企業は採用のオファーを優遇して出すことができる、という特典を付けています。これによって求職者が知りたい、「リアルな声」を集めながら、口コミ評価が高い、「良い企業」を優遇することができるようになっています。

転職を思い立ったらまずはOpen Workにエントリーしましょう

中途採用を検討している人はOpen Workのエントリーしましょう

お断りしておきますが、私はOpen Workから何か見返りをもらっているわけではありません。ただ、もし転職を少しでも検討されているのであればOpen Workを活用して転職情報を集めるのは必須でしょう。求職者は特にお金はかかりません(自身の会社の評価を記載すれば無料のトライアル期間があります)。

全てとは言い切れませんが求人広告や転職エージェントの情報だけを頼りに転職活動を進めると企業側の一方向的な情報で入社をしなくてはならないのでリスクがあります。転職を検討されていてOpen Workをまだエントリーされていない方はまず転職の初動としてエントリーをすることをお勧めします。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

中途採用業界のゲームチェンジャー~Open Work~」に3件のコメントがあります

  1. こんばんは、いいねありがとうございました(^-^)

    中途採用者用に求人広告が活かされているんですね。
    普段はあまり考えていませんでしたが求人型と人材紹介型というものがあるのを知れたのは今後起業し人を雇う際の役に立つと思いました。

    簡単な感想で恐縮です、次回も楽しみにしてます!😄

    いいね: 1人

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