Linked inが日本で浸透しない理由

転職とビジネスに関する情報配信をしているBusiness研究所ですが、今回はビジネス系のSNSでは最大手とも目されているLinked inに関して情報配信をさせていただきます。

  • Linked inとは
  • Linked inの特徴
  • Linked inが日本で浸透しずらい理由

このあたりに関し関心がある方はご一読ください。

ビジネス系SNS世界大手Linked in

外資系企業などで勤務されているビジネスマンの方であれば、Linked inは非常にポピュラーなのではないでしょうか。「ビジネス系SNS」「転職SNS」などといわれるように、Facebookのようにソーシャルメディアとして位置づけられていますが、その活用用途は転職とビジネスに特化しています。

Linked inは2002年にアメリカで設立しました。マークザッカーバーグ氏がFacebookを立ち上げたのが2004年、ジャックドーシーがTwitterを立ち上げたのが2006年なので、Linked inは道警のSNSとしては比較的老舗に入ります。日本へは2011年に上陸し、2016年にマイクロソフトに買収され、傘下に入った時には日本のニュースなどでも話題になりました。

Linked inはビジネス系のSNSとして転職・セミナー情報などの情報が充実している

Linked inの特徴

Linked inがビジネス系、特に転職に対してのSNSとして海外で強みを発揮しているメカニズムを解説します。先日、拙著「中途採用業界のゲームチェンジャー~Open Work~」でお伝えしましたが、旧来の中途採用業界では採用単価150万円以下の案件は業界慣習的に発生していませんでした。営業を充実させたり、サポートにコストをかけることで価格競争ではなくサービスの充実させてきました。Linked inはOpen Workと同様にプラットフォームを構築し、人による営業を介在させないことで低価格の採用コストを実現させています。

Open Workでは成功報酬型、Linked inは前金性、人材紹介会社も間に入る場合あり

募集企業はLinked inへの広告出稿、あるいはスカウトするために前払いで費用を払い利用します。会員登録をしている求職者から検索をかけ、条件に合った求職者へ一斉にスカウトメールを送ることができます。直接検索をかけることができるので採用においてのミスマッチが少なく、なおかつGDN等に出稿するよりも転職意欲の高い人へリーチできる強みがあります。

人材紹介会社が代行してLinked inを活用しているケースも多く、一部のエージェントの話によりますとリソースに対していい人材が集まりやすい(≒費用対効果が高い)と評判です。

Linked inはなぜ浸透しないか

世界的にも利用されているLinked inですが、一方で日本では200万人だそうです(採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ(黒田 真行、佐藤 雄佑 )より)。日本のビジネスマンがおよそ6,000万人いるということを考えるとLinked inの浸透率は3.3%で世界最大級のビジネス系SNS、また日本進出10年という中ではやや少ない印象です。

何故Linked inが浸透しないのでしょうか。私はLinked inが転職プラットフォームとして定着していることが原因として考えています。

日本において中途採用というもののイメージがオープンになったのは経団連やトヨタ社長が相次いて「終身雇用は維持できない」という発言を2018年にしたころからだと思っています。それまでは新卒一括採用、終身雇用といった日本型の雇用慣行が非常に強く(まだ強いですが)、彼らの発言を受けて転職というものを積極的に考えなくてはならないという風潮に少しなったとみています。

Linked inはSNSです。情報を匿名性を強くしてしまうと価値を発揮できません。情報公開性を高めると会社の採用担当に見つかったりしやすくなり、「転職を検討している」という噂を立てられてしまいます。こういった経緯がLinked inが今一つ定着しない原因になっていると考えます。結果として登録をしているのは外資系企業に勤めている方や不動産などの一部業界に所属しているビジネスマンだけになっているのが現状です。ただ、これから転職に対する意識が高まっていくことは想像できますので、Linked inは登録することをおすすめします。

Linked inはこれから日本でも存在感を高めていくと予想されます

海外からのオファーも多い

また、Linked inの活用方法として英語のコミュニケーションがあります。これから日本国内で、日本人だけを相手にするビジネスは難しくなっていきます。Linked inはグローバルのプラットフォームなので、海外からの案件や、そもそも海外のエージェントからのオファーも多いです。下手にTOEICなどを取得するよりもはるかに生きた英語に触れることができます。英語で自己紹介ができるようになると英語に対して慣れるようにもなります。

まだまだ転職のプラットフォームとして国名では発展途上のLinked inですが、グローバル案件に関心があったり、世界からみた自身のビジネスマンとしての価値を知りたい方はぜひ登録することをおすすめします。登録は無料です、ぜひチャレンジしてください。

今回は以上です。最後まで読んでくださいましてありがとうございました。もし記事が参考になりましたら「いいね」ボタンの押下をよろしくお願いいたします。

投稿者: Koseki Kano

東京都中野区在住。35歳。 化粧品メーカーに新卒で入社(10年間)。 営業企画・販売企画・健康食品事業立ち上げを経て、米系マーケテイング会社に 転職。アカウントマネージャー兼アナリストして主に消費財メーカーに対しマーケティング提案、年間120社(2年半)。 現在GAFAの1つに転職し、webマーケティング施策を企画。 セールス、データ分析、マーケティングの掛け算のキャリア 自身の経験を基に電話/メールによるキャリア相談、履歴書添削を通じ中長的にサポート。 休日は25年間続けているバスケットボール、そしてバスケ強化のため(今はこちらの方が主になっている気も・・)筋トレが趣味。

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